宮崎教区活動紹介
「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)
「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)とは、あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え、自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献することを目的として、2012(平成24)年度より宗門全体で推進されています。
この「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)を推進するにあたって4つの委員会にわかれ、より専門的な取り組みに対応しています。
教学専門委員会
教学専門委員会では、教学勉強会を開催し、教区の教学向上と研鑽を図っています。
また、広報誌『海(うみ)』の掲載記事「教えてお坊さん」を担当し、内容の協議・原稿の作成を行っています。
子ども・若者ご縁づくり教区推進委員会
「子どもから大人まで」がお寺に集うご縁づくりを進めるために様々な取り組みを企画しています。
様々な年代の「ご縁」をつなぐため、各教化団体と協力しながら活動しています。
連研専門委員会
各組で行う門信徒を対象とした連続研修を充実したものにするために、寺院や僧侶、門徒推進委員(教区、組及び寺院と密接な連絡提携のもと実践運動を推進する門徒の方)を対象に研修会を開催しています。また、連研を終えた方を対象にした研修も行い、門徒推進委員養成中央研修へつなげるよう活動しています。
広報専門委員会
広報専門委員会では、門信徒を対象とした記事を掲載することを念頭に、広報誌『海(うみ)』を年に2回(春夏号・秋冬号)発行しています。
特集記事、法話等の記事作成、教学専門委員会には「教えてお坊さん」のコーナー執筆協力をいただき、伝道教化の一助となり得る広報誌作成に努めています。
教化団体活動
宮崎教区保育連盟
人間形成初期の乳・幼児期における保育の重要性が指摘されるなかで、特に今求められている「こころの教育」を推進する基盤として、宗教的情操教育に期待するところは極めて大きなものがあります。
この時にあたり、宗祖親鸞聖人の生き方に学び、「まことの保育」の一層の充実と進展に努め、乳・幼児保育の確立をはかるとともに、卒園児に向けてみ教えを継続して伝えていきます。
宮崎教区保育連盟では主に幼稚園・保育園の先生方を対象とした研修を年に3回ほど行っています。
宮崎教区少年連盟
「子どもの声が聞こえるお寺に」のスローガンのもと、阿弥陀さまのお慈悲の中で子どもと共に、自他の存在を大切に、それぞれが輝いて生きてゆきたいという願いのもと少年教化活動の促進をはかります。
宮崎教区少年連盟では夏休みに寺院でのサマースクール、冬には法要の後催し物をする「ご縁づくり報恩講」を行っています。
宮崎教区仏教青年連盟
仏教青年連盟(YBA:Young Buddhist Association)とは、共にみ教えに問い、聞き、学びあい、実りある人生を歩もうとする青年の聞法組織です。
各寺院などで活動している仏教青年会を組織したもので、そこでは聞法を中心に、仲間との出会いを大切にし、いのちの尊さにめざめ、現代社会における諸問題にも積極的に取り組んでおり、社会的活動・奉仕などを行います。
宮崎教区仏教青年連盟では、年に1回企画を考え集いを行っています。
また、交流として懇親会も数回行っています。
宮崎教区仏教婦人会連盟
仏教婦人会は、浄土真宗のみ教えをよろこび、依りどころとする集まりであり、親鸞聖人がお説きになった浄土真宗のみ教えを聞かせていただくことが活動の根本です。
教区の行事は、年に2回開催する研修会が主な活動です。
研修会の講師には、浄土真宗の僧侶のほか、各分野に精通した講師をお招きしています。
講師の問題提起を受けた後の「話し合い」を大切にしており、私たち一人ひとりが自分の事として社会問題や平和について考える機会となる様に心がけています。
宮崎教区仏教壮年会連盟
仏教壮年会連盟綱領「自らの生き方を親鸞聖人のみ教えに聞き、ともにお念仏申す朋友の輪を拡げ、心豊かに生きる社会の実現をめざす」に基づいて活動しています。
年に1回、宮崎県内の各地域持ち回りで開催する大会がメインイベントで、毎年、約500名が集い浄土真宗の教えを共に聴く機会を持っています。
壮年会活動を通じて、社会の中で様々な活躍をされている皆様が、お寺の活動にお力添えいただけるご縁づくりの場になることを願っております。
宮崎教区布教団
宮崎教区布教団はご親教『念仏者の生き方』を根底とし、自信教人信の実践を通して自らが真実信心に生きる念仏者となり、あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲が正しく、わかりやすく、ありがたく伝わる伝道をめざし、伝道教団として「伝える伝道」から「伝わる伝道」となるよう更なる工夫に努め、
「自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現」に貢献することを活動方針として、総会研修会・実践運動研修会・椎葉組布教大会・組回り布教大会・九州地区の布教使研修会・九州地区の青年布教使大会(持ち回り)を行っています。
ビハーラ宮崎
ビハーラ宮崎は、親鸞聖人が仰がれた本願念仏のみ教えにもとづいて広く社会の中でいのちを見つめ、老病死の苦悩を抱える人々に寄り添うとともにみずからその苦悩を共にし、医療・福祉とも連携しながら相手の望みに応えて、
いつだれにでも実践できるビハーラ活動の展開を図ることを目的として、年に4回程度講座をひらいています。
講座はどなたでもご参加いただけますので、ぜひ一度来られてください。