玄武山 正念寺

 玄武山正念寺は、高千穂町上野にあり、初代は釋正善(筑前刈古所城主秋月長門守種實の一族で玄武城主吉村惣右衛門尉種供の伯父なり)は、上野菅木に草庵を結び仏道に帰依する。
 天正6年(1578)3月に豊後の大友軍に攻められ、玄武城は落城し、城主種供は討ち死にする。その父種雄は世の無常を感じ、種供をはじめ一族の菩提を弔うために出家して、釋道休と号し、先に出家した釋正善の庵をたずね、ここに正念寺を開基する。
 400年の昔、私共の先祖は玄武城と共に亡び、悲惨な最期を遂げましたが、そのことは正念寺開山の機縁となり、仏法を今日に伝える縁となった。

寺院情報

寺名(ふりがな) 玄武山 正念寺(げんぶざん しょうねんじ)
住職(ふりがな) 吉村 順正(よしむら じゅんしょう)
住所 西臼杵郡高千穂町大字上野2771
電話番号 0982-75-1639
ホームページ https://shonenjitemplelodge.com
墓地・納骨堂の有無 第2納骨堂 一基43万円(年間維持費なし)
駐車場 50台程度
地図