顯照山 浄行寺

 慶長6年開山と伝えられている。
 当時、椎葉村には13人ほどの各集落の有力者がおり、その中でも最も秀でていた「那須弾正」という武将が当地区一帯を治めていた。
 この弾正は、熊本市内の「浄行寺」住職とも師弟関係を結ぶほど非常に親しかったようで、このお寺の門徒衆を引き連れ、織田信長と本願寺の戦いにも上山し戦ったようである。
 その縁もあってか、この弾正が椎葉村内にお念仏の教えを広めるために寺院建立に至り、「浄行寺」という名の寺院が存在していることからも間違いはない。
 現在は、典型的な過疎地域にあり門徒数も少ないが、法灯を次の世代にも守り伝えていく覚悟です。

寺院情報

寺名(ふりがな) 顯照山 浄行寺(けんしょうざん じょうぎょうじ)
住職(ふりがな) 尾前 賢了(おまえ けんりょう)
住所 東臼杵郡椎葉村不土野393
電話番号 0982-67-5955
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墓地・納骨堂の有無 無し
駐車場 5台程度
地図