日融山 光照寺

 創建は、慶長元年(1596年)で、肥後阿蘇郡の出生である原茂惣太夫(加藤清正の家臣であったという)が出家して当地に来たりて、釋了正と号し当寺を開基したと伝えられる。
 寺伝によれば、桑野内樺木岳の城主、土師甚右衛門の妻は、豊後の国岡藩(竹田)の武家の出生で万徳寺の檀家であり、浄土真宗のお寺を菩提所に願っていたが、ある夜の夢に日輪が光明を放って立ち昇る様子を見て、浄土真宗のお寺の創建を思い立ち、釋了正を召して一寺を授け、日融山光照寺と名付けられたという。
 昭和63年に本堂再建の儀が起こり、平成4年に内陣の荘厳、平成8年に本堂の改修事業を終え、翌9年9月に慶讃法要を行っている。
 現在、寺内・門徒そろって念仏繁昌を願い、念仏相続の日々を過ごしている。
 平成26年からは隣地に障がい者福祉作業所「日融工房」を立ち上げ、障がい者の支援・サポートの事業を行っている。
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寺院情報

寺名(ふりがな) 日融山 光照寺(にちゆうざん こうしょうじ)
住職(ふりがな) 橋本 孝煕(はしもと こうしょう)
住所 西臼杵郡五ヶ瀬町大字桑野内4906
電話番号 0982-82-0961
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墓地・納骨堂の有無 無し
駐車場 10台程度
地図