繁林山 長昌寺

 長昌寺号は天慶4年に空也上人が開創された念仏道場に始まる。その後一時、真言宗へと兵乱にて改宗があったが、江戸末期の嘉永元年、浄土真宗白雲山善明寺を移し、その法統をついで現在に至っている。明治維新の神仏分離政策たる廃仏毀釈により、堂塔が破壊されたが、ご本尊阿弥陀如来(天慶4年4月8日尾州国分寺空也自作銘)だけは門徒の家に避難してその難を逃れた。
 当代まで善明寺11代、長昌寺6代を経ている。周囲は神道多く、布教に苦労しているが、一人でも多く念仏をよろこぶ人になってほしいと願っている。

寺院情報

寺名(ふりがな) 繁林山 長昌寺(はんりんざん ちょうしょうじ)
住職(ふりがな) 佐伯 智海(さえき ちかい)
住所 宮崎市郡司分甲317
電話番号 0985-56-0606
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墓地・納骨堂の有無 納骨堂有り
駐車場 10台程度
地図